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Commencement [Columbia Univ.]

大学院と大学全体の卒業式が終わりました。
修士号も無事に取得することができました。

この2年間は、自分の人生で最も重要な経験の一つになることは間違いありません。
この経験を活かして、微力ながら社会に貢献していければと思います。



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一人で抱えきれないTOEFL勉強のつらさをぼやくために始めたこのブログですが、ついに終わりが来たようです。

最後にわたしが感銘を受けたSteve JobsのStanford Univ.でのCommencement Addressの一節を載せたいと思います。
お付き合い頂きありがとうございました。


"Of course it was impossible to connect the dots looking forward when I was in college. But it was very, very clear looking backwards ten years later.
Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something ? your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life."


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休「校」 [Columbia Univ.]

結構降りましたね、雪。

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コロンビアは大学全体が午後3時に休校になりました。
休「講」ではなく、休「校」。
おぉ。
入学してからたぶん初めてじゃないでしょうか。


確かに結構降っていたけど、あれくらいで休校しちゃうんだなぁ。

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Capstone Project III [Columbia Univ.]

前向きな話しかなさそうなプロジェクトに見えますが、一方でジレンマもあります。


Supportive Housingは位置付けとしてはpermanent housingです。
shelterのような一時的なものではなくて、自立した生活を送るための基盤として機能することを意図しています。
だから基本的には入居者は住みたいだけいてもいいよということなんです。


それに、NYCはtenant rightsが非常に強いようです。
詳しい中身は勉強していないのですが、家賃を滞納していたとしても、少しでも支払う意志を示せば裁判所は明け渡しを命じないとか、例えば「収入が~まで上がった場合は退去することとする」とか「家賃の支払いが遅れた場合は家主に明け渡すこととする」のような賃借人が不利になるような項目は賃貸契約書に書き込めないとか、日本以上に厳しそうです。


だから、指標をつくったとしても、対象となった入居者を無理矢理退去させることはもちろん出来ませんし、制度の理念上はやるべきではないことになります。
あくまで自主的に退去を促すことしかできないでしょう。



とまあ、長々とプロジェクトについて書いてみました。
もはや自分の頭の整理メモにしかなっていませんが。。

今度のミーティングは実際のSHに行って現物を見てくるとともに、当該物件のdirectorさんにインタビューをすることになっています~。

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Capstone Project II [Columbia Univ.]

Supportive Housing(SH)を運営しているCommon Ground(CG)がどうしてCapstone Projectのクライアントになったのか?
逆に言えば、それが我々のミッションでもあります。

CGが運営しているSHのTurnover Rate(退去率というか、まぁ平たくいえば出てった人の割合)は、去年約7%だったそうです。
CGとしては、この割合をもっと上げたいと考えているようです。
つまり、様々なSocial Serviceを受けることによって十分自立できるようになった人には、それぞれの人に見合ったよりよい住居(つまり民間の賃貸住宅)に移ってもらって、よりSHを必要としている人を入居させたいというわけです。

現在CGでは入居者がどのようなサポートを必要としているかを判断するための独自の指標をつくっており、当該指標をもとに退去出来そうな入居者を判断しています。
ただ、CGとしてはこの指標をもっと充実させるべきと考えているところ、この度Capstone Projectのクライアントとして手を挙げたという経緯のよう。

つまり、我々のミッションは、
「どの入居者がready to move outかどうかを判断するための指標づくり」
であります。


日本の公営住宅でも、いわゆる収入超過者の世帯が公営住宅に住み続ける結果、本当に住宅に困窮している者が入居できないという事態がありますが、公営住宅の場合は入居のための要件(入居し続けるための要件)が法律等に明記されているので、どの入居者が制度上ready to move outかどうかはハッキリするわけです。

しかしSHの場合はその判断基準自体が不明確なため、どの入居者に退去のアプローチをかけていいかすらも分からないわけです。これでは効率的な管理が出来るとは言えないですよね。
なので我々がきちんとした指標をつくることが出来れば、効率的な管理が出来るようになり、より必要としている人にSHを供給でき、ひいては社会的弱者減少に一役買えるのではないかと。(なんて考えた方がやる気がでますからね。)



グループは全部で5人。
アメリカ人×2、ドイツ人×1、日本人×2です。

ドイツ人のAさんは某大手コンサルから派遣されている学生で、ミーティングでも議論をリードしつつ、自分の意見を織り込んでいくタイプ。コンサルタントの仕事振りを目の当たりにしている感じです。
アメリカ人のAくんはYale出身の育ちの良さそうな秀才タイプ。
もう1人のアメリカ人Vさんはミーティングが終わると議事録をつくってくれる(!)ほどの真面目な学生。(ていうかこんなマメな学生がいるとは驚きでした。うちの職場に欲しい笑。)そして、英語力が劣る我々にも配慮してくれる優しい人。
日本人のOくんは、前から知っているので特にコメントなし笑。

グループプロジェクトは何といってもメンバーが肝ですが、この点では大変恵まれたのではないかと思います。
ただ、ドイツ人のAが付いてこれない奴はたたっきる的な冷徹さを漂わせているので、しっかりとcontributeしないと汗。

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Capstone Project I [Columbia Univ.]

今日はcapstone projectの2回目の打ち合わせ。
初回と同じくクライアントのオフィスにて。


せっかくなので、どんなプロジェクトに所属しているのかちょっとご紹介。


わたしのプロジェクトのクライアントは、Common GroundというNPOで、Supportive Housing(SH)を手がけています。


building.pngSupportive Housingは社会的弱者というのが正しいのか分かりませんが、ホームレス、身体障害者、低所得者、精神病を抱えている人、虐待被害者といった人たち向けの賃貸住宅で、かつ、on-siteでソーシャルサービスを提供するものです。
提供するソーシャルサービスの内容も多岐に渡っていて、メンタルヘルスのためのカウンセリング、就業支援、教育支援から、薬物管理支援や家計管理支援まであるようで、tenantsのニーズに応じて柔軟に提供しているようです。
ハコとしては新規に建築するものもありますし、ホテル等からコンバージョンするものもあります。

ほとんどのSHは政府からと民間からの補助金を資金源にNPOが運営しています。
補助金の種類は家賃補助と建築費補助、そしてサービス費補助の3種類で、市のホームレス部局、住宅部局及びエイズ部局、そして州政府からそれぞれの政策目的に応じて補助が行われています。
このため、補助制度はかなり複雑で分かりにくいです。

SHは入居者がシェルター、ストリート、施設又は病院を行ったりきたりする場合よりも、社会的コストが低く抑えられるとしてその効果が認められてきており、2005年にはNY州とNYCが今後10年で新たに9,000戸のSHをつくることで合意しています。


日本でSHに該当する施設はないんじゃないかと思います。
老人ホームや、身体障害者、精神病患者向けの施設はあったと思うのですが、それぞれ対象とする入居者が縦割りになっていますよね。たしか。
SUは1つのアパートメントの中に、元ホームレス、低所得者、精神病を抱えている人やエイズを患っている人が混在しています。



一方、SHとは別に低所得者用の賃貸住宅として、Public Housing(PH)もあります。

PHは地方政府の一機関であるPublic Housing Agencyが運営するもので、Lower Income世帯及びVery Lower Income世帯向けの賃貸住宅です。
これは日本の公営住宅に該当するものといえると思います。

ちなみにですが、「低所得」を連邦政府は以下のとおり定義しており、この定義をもとに州が自らの経済事情に応じてパーセンテージを変えるようです。
- Lower Income: 80% of median income
- Very Lower Income: 50% of median income



途中ですが、続きはまた次のエントリーで~。
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もう最終学期です。。 [Columbia Univ.]

光陰矢のごとし、とはよく言ったもので、
気がついたら最後のセメスターが始まってしまいました。

もうこのセメスターが終わったら卒業ですか。。
卒業。
もっと先だと思っていたのに。結構やってくるのが早い。


現在履修する授業を決める期間です。
当然卒業に向けて必要単位をそろえていく必要があります。

スクールの卒業条件と自分の置かれている状況は以下のとおり。
1) 全部で54単位 → 残り9単位
2) うち必修科目で26単位 → 残り3単位
3) うち副専攻(concentration)で15単位 → クリアー
 ※concentrationごとに異なる
4) GPAが3.0以上 → (先学期までは)クリアー


2つめの残りの必修科目として、今学期Capstone Projectという授業というか、プロジェクトに参加します。
これは、クライアントから課題が与えられ、4~6人のグループでその課題に対する解決策をまとめ、クライアントにプレゼンをするというもので、イメージとしてはコンサルティング会社がその業務としてやられていることに近いのでしょうか。
ポリシースクールでは最終学期にプログラムの総仕上げとして課しているところも少なくないと思います。
その代わりなのか、修士論文は必須ではありません。

今学期はこのプロジェクトに時間をかけたいと思っているし、かかると思います。


他の授業の履修としては、興味ある分野を突き進むのか、知識の幅を広げるべく他の分野を勉強するのか迷う一方で、GPAをキープする必要があるし、Capstone Projectも忙しくなりそうだから、あんまりtime-consumingな授業も取りづらいなぁと、卒業を前にしてこれまでの学期と比べると違った種類の迷いがあります。

なお、総単位としては残り9単位で卒業なのですが、F-1ビザのステータスを維持するためには12単位を登録する必要があります。


そんなこんなで、いつにも増して悩ましい履修登録期間なのでした。
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一息 [Columbia Univ.]

早いもので、あっという間にmidtermに突入して、
今日take-home examを提出して一息つきました。

来月時期外れの試験がありますが、それを抜かせばあとはfinalまでは読書と宿題にいそしむ日々になります。

今日提出したのは、Transportation Planningという都市計画大学院の授業なんですが、
全部で5問あって、そのうち4問選ぶ形。
で、1問につき、750-800 wordsが求められます。
midtermの時期にこの量を書かされるのは結構しんどかった。。

でも、この授業は充実した知識や情報をインプットできるので、面白いです。
Finalはこれ以上の試験だったらどうしようと不安に思いつつ、頑張ります。

ちなみに問題の内容はこんなんです。


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誰になるかな? [Columbia Univ.]

毎年SIPAの卒業式にはスピーカーとして著名人が来ているようです。

で、来年の我々の卒業式のスピーカーを誰にするかの調査がありました。
候補者は以下の方々のようです。

- Madeleine Albright (オルブライト元国務長官)
- Kofi Annan (アナン元国連事務総長)
- Bill Clinton (ビル・クリントン元大統領)
- Hillary Clinton (ヒラリー・クリントン現国務長官)
- Stephen Colbert (コルベール(?) 政治の風刺をするコメディアンらしいです。よく知りません。。)
- Al Gore (ゴア元副大統領)
- Javier Solana (ソラナEU外交・安全保障上級代表らしいです。この方も良く知りません。。)
- Muhammad Yunus (ユヌス グラミン銀行総裁。経済学者。マイクロクレジット創設者でノーベル平和賞受賞者。)


わたしは、Bill Clintonにしました。
やっぱり元大統領に祝辞を頂けるってうれしいじゃないですか。
卒業式だから、ちょっと箔がつくような人がいいかなと。


大学全体のスピーカーには、オバマ大統領が来てくれないものかとひそかに期待してます。


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Registration [Columbia Univ.]

新学期が始まったわけですが、
この時期になるといっつも思うのが、純粋なショッピング期間を設けて欲しいなぁということ。

うちの大学院では通常のコマ割りで、最初の週も通常の授業として捉えられてます。
もちろんショッピングを意識して概要だけ説明する先生もいますが、いきなり通常の授業に入る先生もいます。

コマを細かく分けて、授業の概要とかRequirementとかの説明だけをしてくれれば、授業の内容はもちろんのこと先生の人柄とか授業の雰囲気をよく理解した上で履修を考えられると思うんです。
もちろん最初の授業に出れば分かるんですが、授業に出る前から授業の名前であたりを付けて行かないといけないし、なんか走りながら考えているみたいであまり好きではないです。
特に、興味がある授業が重複してたりすると最悪です。
かたっぽに出て、あまり面白くないのが分かって、もう1つの方に次の週に出てもすでに1週分遅れているわけで。

他の方のブログを読むと、ハーバードでは、ショッピングのための授業が最初の週に設定されているようです。
コロンビアの他の大学院はどうなのか聞いたことはないですが、いずれにしても不満です。


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2年目開始 [Columbia Univ.]

Labor Dayの連休が明けた8日、いよいよ2年目の授業がスタートしました。

必修が多かった1年目と違って、自分の興味がある授業を多く取れるようになるので楽しみ。

SIPAよりむしろ、建築・都市計画大学院(GSAPP)に面白そうな授業がたくさんあるので、今学期もGSAPPのお世話になりそうです。


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