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Capstone Project III [Columbia Univ.]

前向きな話しかなさそうなプロジェクトに見えますが、一方でジレンマもあります。


Supportive Housingは位置付けとしてはpermanent housingです。
shelterのような一時的なものではなくて、自立した生活を送るための基盤として機能することを意図しています。
だから基本的には入居者は住みたいだけいてもいいよということなんです。


それに、NYCはtenant rightsが非常に強いようです。
詳しい中身は勉強していないのですが、家賃を滞納していたとしても、少しでも支払う意志を示せば裁判所は明け渡しを命じないとか、例えば「収入が~まで上がった場合は退去することとする」とか「家賃の支払いが遅れた場合は家主に明け渡すこととする」のような賃借人が不利になるような項目は賃貸契約書に書き込めないとか、日本以上に厳しそうです。


だから、指標をつくったとしても、対象となった入居者を無理矢理退去させることはもちろん出来ませんし、制度の理念上はやるべきではないことになります。
あくまで自主的に退去を促すことしかできないでしょう。



とまあ、長々とプロジェクトについて書いてみました。
もはや自分の頭の整理メモにしかなっていませんが。。

今度のミーティングは実際のSHに行って現物を見てくるとともに、当該物件のdirectorさんにインタビューをすることになっています~。

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